プレスリリース
2021年10月5日

SmartRyde、シリーズAラウンドで総額約1.8億円を資金調達

グローバルな空港送迎マーケットプレイス、SmartRydeがシリーズAの資金調達ラウンドで約1.8億円ドルを調達しました。今後のグローバルな拡大と製品開発を加速させる予定です。

グローバルで展開する空港送迎マーケットプレイス「SmartRyde(スマートライド)」を運営する株式会社SmartRyde(本社:東京都港区 代表取締役:木村聡太 以下、SmartRyde)は、Angel Bridge株式会社(本社:東京都千代田区、代表:河西佑太郎)をリードインベスターとし、SGインキュベート、山口キャピタル、SMBCベンチャーキャピタル、広島ベンチャーキャピタル、いよぎんキャピタル、Inventum Ventures、個人投資家・シリアルアントレプレナーの児玉昇司氏、髙橋伸彰氏(合同会社NOB)、オプティマ・ベンチャーズを引受先とする第三者割当増資により約1.8億円の資金調達を完了したことをお知らせいたします。

背景

「移動を通じて地域社会の持続的発展に貢献する」をミッションに掲げ、地元タクシー事業者とオンライン旅行会社(以下OTA)を繋げるマーケットプレイスを展開しております。2021年8月時点で、タクシー事業者との連携は650社以上、OTAはBooking.com、Expedia、Trip.com 、Traveloka(インドネシア)、Despegar(アルゼンチン)などグローバルトッププレイヤーを中心に25社以上と連携しています。

OTAは、航空券やホテルの予約取次だけでなく、顧客にワンストップな旅行体験の提供を目指し、空港とホテルをシームレスに繋ぐ空港送迎の販売強化をしております。SmartRydeはすでに、大手OTA中心に旅行代理店やモビリティ事業者など多くのクライアントと提携実績があり、ワンストップな旅行体験のソリューションとして世界中のOTAと連携を推進してまいります。

国際旅行の動向と展望

新型コロナウイルスの影響で、2020年3月以降世界中で入国が厳しく制限される中、SmartRydeの主力エリアであったアジア太平洋地域も例外ではなく、一時期利用者の大幅な減少に見舞われました。しかし、2020年12月より世界に先駆けて国際旅行需要回復の兆しが見られていた中南米カリブのメキシコ、ドミニカ共和国の連携強化を実施した結果、アメリカ本土からの観光客を中心に利用者が急増しました。さらに、イギリス、スペインなどヨーロッパ方面から中南米カリブに海外旅行する需要獲得も成功し、順調に予約件数が増加しております。また、アメリカ国内旅行もホノルル、ラスベガス、マイアミなどの観光地を中心に利用者が増加しております。
今後は、中南米カリブの一部エリアでみられた近隣国から入国制限緩和されたエリアに海外旅行する需要が様々なエリアで発生すると考えております。いち早く需要を掴みながら地元タクシー事業者とOTAとの連携強化を図り、さらなる事業成長を目指します。‍

資金調達の目的

空港送迎マーケットプレイスの提供開始以来、地元タクシー事業者とOTAの開拓及び連携強化に尽力して参りました。今回の資金調達により、OTAとのシステム連携強化、タクシー事業者向け予約管理システムを強化し、地元タクシー事業者のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進することで売上とオペレーション効率化の両方に貢献し、地元タクシー事業者にとって必要不可欠な存在を目指します。また日本国内では、地方都市や観光地の活性化を地元タクシー事業者と共に努めて参ります。直近では、広島県で取組を実施予定しております。そのため、調達資金は主にプロダクト開発、人材への投資に充てる予定です。

SmartRydeについて

SmartRydeは世界中の700以上の空港に向けて空港送迎サービスを提供しています。各空港でリーズナブルで安全かつ信頼性のある送迎サービスを提供しています。

ニュースリンク: Businesswire